生物学者のアメリカ暮らし。

Jamie Oliver's Food Revolution

3月に始まった新番組、Jamie Oliver's Food Revolutionに少々ハマっています。

金曜日の夜にやっているのですが、いつも見逃してしまうので土曜の朝彼が起きるのを待ってる間にオンラインで観ています(笑
これが第一話のビデオ。 (現在、4話まで観れます)

Jamie Oliverはイギリスのセレブシェフ。自国でも子供たちの学校給食を健康的にしようとする活動や、非行(?)少年少女をトレーニングしてシェフにしたりする活動をしていて、今年のTED賞を受賞しました。そのJamie Oliverが、CDCの調査でアメリカで最も不健康な都市とされているウェストヴァージニア州のハンチントンというところにやってきて、改革をしようとするいわゆるリアリティー番組。アメリカンアイドルで有名なRyan Seacrestがプロデュースしてるんですよね。なのでちょっとやらせっぽい、ドラマありすぎってところもあるのですが、主なメッセージは変わりません。

アメリカの食生活を変えなければ、肥満率がこれからも上がり続け、今の子供たちの将来がだめになる。

アメリカの給食ってやらせじゃなくてほんとにひどいそうで、日本の学校給食がものすごく良く見えます。確かに栄養バランスの取れた食事をキッチンで作るには、大量生産された安い冷凍ジャンクフードを温める/揚げるだけに比べたらお金がかかるのでしょうが、子供の将来を考えると、かなり重大な問題ではないでしょうか。
私の身の回りのアメリカ人は高学歴(博士最低一つ)が多いのですが、どの食べ物にどういう栄養素が多いかとか、どんな風に料理したら壊れにくいかとか吸収されやすいかとか、誰も知らないです。私の彼なんて医者なのに、私の方が食品と栄養について知ってるし、しかもそのほとんどは中学校と高校で学んだことです。育って行く過程で、食べ物とのつながりがなさ過ぎる。旬とか全然考えない人が多いです。

番組を観てても番組の感想コメントを読んでも、ネガティブというかシニカルな人の多さには結構びっくりします。
「何様のつもりで人の国に勝手に来て、改革だのなんだのしようとしてるのか」とか「金儲けのためだろう」とか、「プリンス気取り」とか。え、ホントに? 既にかなりお金持ちなのに、家族をイギリスに残して何ヶ月もアメリカに滞在して、厄介者扱いされても諦めないなんて、お金の為にやってるわけないと思うんですが。

今や、中国も糖尿病率が大爆発だとかで、アジア人だから平気ってこともないです。人ごとじゃないです。

最近メジャーなニュースで取り上げられていましたが、ラットの研究では、いわゆるジャンクフード(高カロリー食)はコカイン中毒と同じ受容体を使って快感を得るらしく、脂たっぷり、糖分たっぷりのものばかり食べているとその受信が麻痺してきて、もっと食べないと気が済まなくなるのだそうで。この論文、隅から隅までは読んでないのですが、神経科学ではトップジャーナルの一つであるNature Neuroscienceに載ったので、かなり信憑性がある研究結果だと思います。

Jamieの活動に賛成!と思う方は、是非ペティションにサインしてください。

アメリカ国内はこちら、アメリカ国外はこちら
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by hamakkoinmidwest | 2010-04-11 12:34 | アメリカ生活

私:Ph.D.をとるためアメリカに来て今はアカデミアとスタートアップの境に存在。夫:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。アシスタントプロフェッサー。
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生命科学系PhDをとるため日本の大学卒業後アメリカに来て、当時MD/PhDコース中のPhDの方をやっていた彼と出会いました。彼のレジデンシーの間は国内で遠距離をしていましたが、フェローシップでこの都市に戻ってきたので、何年か一緒に住んでから結婚しました。体外受精の末恵まれた娘と3人暮らし。

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