生物学者のアメリカ暮らし。

アメリカの卵

しばらく前に、日本人の友達から「アメリカの卵って、なんで黄身の色がレモン色なの?」と聞かれたことがありました。
確かに日本で普通に買う卵と比べると色が薄いです。
餌が違うのかな、くらいにしか思っていなかったのですが、やっと謎が解けました。

日本では、黄身の色が濃い=健康な卵、おいしそう と思われているので、餌にパプリカなどの色素が加えられるのだそうですが、アメリカでは色素を餌に加えることは禁止されているらしいのです。 (間違ってました。パプリカ色素など天然なものは加えてオッケーだそうです。なので多分違うのは加えられてる色素の量です。安ければ安いほど色素を加えてないのかもしれません。)

私は夏の間、農家からの野菜の宅配に加入していて、野菜と一緒に放し飼い卵も届きます。
黄身の色はスーパーのよりは少し濃いけれど、そこまで変わらないなと思っていたのですよ。

でも味は違います。やっぱり放し飼いで地面から虫をつついて生活している鶏と、身動きがとれないように小さい隙間に入れられている鶏では卵の味に違いは出ますよね。

また、日本の卵とアメリカの卵との違いは、日本の場合は生食用を仮定として殻の消毒が行われ賞味期限が決められているのに対し、アメリカの場合は加熱用を仮定としていることです。最初、卵の賞味期限がやたら長くてびっくりしましたが、それはそのためだったようです。ということは、日本での賞味期限は生食用のことで、それが切れても加熱するならまだまだ使えるということです。

ちなみにアメリカでもスーパーの卵は消毒はされているので、農家から買った卵とかの方がかえってサルモネラの危険はあります(小さい農家は消毒してないと思うので)。アメリカでも生卵を食べたいから放し飼いのオーガニックの卵を買うんだという日本人もいるらしいですが、その点では、味はどうあれ多分スーパーの卵の方がかえって安全かもしれません。
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by hamakkoinmidwest | 2010-07-10 04:53 | Comments(0)

私:Ph.D.をとるためアメリカに来て今はアカデミアとスタートアップの境に存在。夫:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。アシスタントプロフェッサー。
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生命科学系PhDをとるため日本の大学卒業後アメリカに来て、当時MD/PhDコース中のPhDの方をやっていた彼と出会いました。彼のレジデンシーの間は国内で遠距離をしていましたが、フェローシップでこの都市に戻ってきたので、何年か一緒に住んでから結婚しました。体外受精の末恵まれた娘と3人暮らし。

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