生物学者のアメリカ暮らし。

ラボ閉鎖騒動

今の仕事についてよく愚痴る私ですが、ある日、ボスがラボにやってきて、データのアップデートなどしていました(あまりに人数が少ない為、ラボミーティングのようなものはなく個人的にボスと話すだけです)。

しばらくして、突然ボスが自国に帰るかもしれないと言い出したのです。

「まだ決まったことじゃないけど、あと半年でこのラボを閉めるかもしれないから一応早めに知らせておこうと思って。」

と。

あと半年〜!?

このラボ自体は嫌いだしプロジェクトもうまく行ってないので、自分がラボを去ることはかえって嬉しいのですが、問題はビザ。
私の就労ビザ、H1bだと失業したら即国外退去です。

即彼にメールしたら、今すぐに簡易的に結婚してグリーンカード申請したら間に合う?
と聞かれて、半年だとどうなのかなーとちょっと焦りました。
結婚すれば国には残れても働けなくなる期間が出てくる可能性が。
お皿を洗っていた彼が何かに気づいたようで突然ショックな顔をしていたので、どうしたの?と言うと、


「健康保険!ayaが働けなくても二人養っていくくらいの給料は貰ってるから大丈夫だけど、健康保険の加入って年に一回だったっけ!?保険に入れないとベイビーができない!」

....ちょ、ベイビーとか言ってる場合でもないと思うけど(笑

しかし、職場で彼が下調べした結果、結婚後1ヶ月で彼の健康保険に入れてもらえるらしいとのことでほっとしてました(笑

ふと春のワークショップで発表した時に会った真新しいラボのボスのことを思い出し、ポスドクを雇う予定があるかどうか聞いたところ、即座にメールが返って来て、「___の分野に興味があって___と___の経験のあるポスドクを探してたんだ!」ってそれ私じゃん!みたいなドンピシャな答えが。

うれしー♪

で、すぐさま面接。若い院生が4人いる若々しいラボですが(ボス自体が私よりかろうじて年上、ってくらい)ラボの雰囲気もいいし、メンバーとも気が合いそうなかんじで、何せ2011年のテクノロジーがそこら中にゴロゴロしているという、今のアンティーク博物館のようなラボと比べたら天と地の差!
(例:「このハイテク顕微鏡、某大手製薬会社が研究所を閉める時にくれたんけど誰もまだ使ってないんだよねー」ー>私にとってヨダレもの)

正直今すぐにでも移りたいところですが、今あるデータ+ちょっとで論文一本くらいは出せそうなので論文終わり次第ラボ替えします。

ビザは、仕事内容が同じだったら大学内なら違う学科に移ってもH1bがそのまま使えるとのことなので、一件落着!

嫌なテクともおさらばできる〜♪ 
やっと仕事にやる気が出ました(笑
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by hamakkoinmidwest | 2011-08-09 22:53 | サイエンス/キャリア | Comments(0)

私:Ph.D.をとるためアメリカに来て今はアカデミアとスタートアップの境に存在。夫:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。アシスタントプロフェッサー。
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生命科学系PhDをとるため日本の大学卒業後アメリカに来て、当時MD/PhDコース中のPhDの方をやっていた彼と出会いました。彼のレジデンシーの間は国内で遠距離をしていましたが、フェローシップでこの都市に戻ってきたので、何年か一緒に住んでから結婚しました。体外受精の末恵まれた娘と3人暮らし。

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