生物学者のアメリカ暮らし。

卵子を凍結するのは何歳がいいの?

大体毎日サイエンスとネイチャーのヘッドラインはチェックしている私ですが、気になるニュース記事があったのでつい読んでしまいました。
卵子を凍結保存するには何歳がいいか、という記事です。

すっかり忘れていたのですが、ちょっと前にFacebookとアップル社が女性社員へ卵子凍結補助金を$20,000出す、というのがニュースになった時があって、それを受けての(?)シミュレーション、コスト計算した論文らしいです。

凍結してから卵子を使うまでの期間が3, 5, 7 年のうち、7年が一番効果的(って当たり前なんじゃ?しかもシミュレーションだけらしくて実際のデータはないとか。。なんじゃそら)
32歳以下では自然妊娠率が高いので、若いうちに凍結しておいてもメリットは10%以下の増加。
(例えば25歳の時に凍結しておいて32歳で使う、とか)
一番効果があったのが37歳の時に凍結→44歳で、妊娠出産する確立が21.9% から 51.6%へ(1年で、の確率ですかねこれ?)
元論文を読んでみると、結婚してから妊娠出産するというモデルと、結婚には関係なく妊娠出産する(ドナー精子とか)というモデルが別々にシュミレーションされていて、結婚してからのグループには対して差がないように見えました(結婚できる確率が入ってくるからだそうです。。シビアな。)

妊娠する確立は卵子の歳に影響されるため、70%の確立で妊娠するには34歳までに卵子を凍結する必要がある。
共著者:「我々が思うに、卵子を凍結するスイートスポットは31~33歳です。」
だそうです。
会社が払ってくれるならやっても良いかな、くらいですかね?

軽い気持ちで望むと採卵結構キツいと思うけどな。。
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by hamakkoinmidwest | 2015-05-14 11:13 | サイエンス/キャリア | Comments(0)

私:Ph.D.をとるためアメリカに来て今はアカデミアとスタートアップの境に存在。夫:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。アシスタントプロフェッサー。
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生命科学系PhDをとるため日本の大学卒業後アメリカに来て、当時MD/PhDコース中のPhDの方をやっていた彼と出会いました。彼のレジデンシーの間は国内で遠距離をしていましたが、フェローシップでこの都市に戻ってきたので、何年か一緒に住んでから結婚しました。体外受精の末恵まれた娘と3人暮らし。

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