私:Ph.D.をとるためアメリカに来て、今はポスドク中。 彼:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。週一でクリニックをしながらポスドク中。


by hamakkoinmidwest

job hunting

先日、unofficial な面接をしてきました。

ライフサイエンス系の大学院生は、PhDをとったあと、postdoc(postdoctoral research fellowship)をするのがふつうの進路ですが、直接企業に就職する人もいるし、law schoolやbusiness schoolに行ってさらに学位をとって特殊な職に就く人もいます。

まだ卒業の見込みが正式に決まっていないのですが、職探しを始めるのは1年くらい前からと薦められています(実際に実行する人は少ないのですが)。
特に今の景気では、企業にしろアカデミアにしろ、職探しは困難です。
うちのクラスに、卒業したはいいけど就職できないというPh.D.就職浪人しているクラスメートがいます。彼の奥さんがうちの大学の病院でレジデンシーをしているため、職探しもローカルだけに限られていることがかなり厳しいそうです。
そういう私も、彼がせっかくここに戻ってくるので、ここで職が見つからないとまた遠距離になってしまいます。そのため早く就職活動を始めました。

こういう状況を2-body problemと言って、プロフェッショナルの世界ではとてもよくあることです。私のボスも、西海岸と東海岸で5年くらい遠距離してから結婚し、その後も同じ都市で仕事が見つからなくて今の大学に来るまでは遠距離結婚だったそうです。

私は今はmedical scienceに属していますが、卒業したらbioenergyの分野へ移行するつもりです。いろいろと理由はあるのですが、感染症の分野にいて、本当に社会に貢献したかったらやることがとても限られていること、それと「良い研究」をすることがかけ離れていること、などが主な理由です。
原油が近いうちに枯渇することが分かっていながら、次世代エネルギーがまだ準備できていない。これはとても恐ろしいことです。

面接をした教授はうちの大学にいて、最近bioenergyの研究を始めた人です。ここ数年でどういう研究をしてきたか、じっくりと話してくださり、研究分野を変えようとしている私に対してとてもencouragingな人でした。

もう一人、前に話をした教授は有名な教授なのですが、アカデミックな考え方を変えることができない人で、基礎研究を応用と繋げられなさそうなので望み無しでした。

今回話した教授は応用にとても肯定的で(長年教授やってるから考え方を変えるのが難しかったと認めていましたが)、私がゆくゆくは企業で働きたいと思っていることにも、それはとても良い考えだと思う、と言ってくれました。

元々アカデミアに残るつもりはなかったのですが、何となく先が見えてきた気がしてうれしいです。あとはがんばって卒業しなくては(汗)
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by hamakkoinmidwest | 2008-06-10 02:59 | サイエンス/キャリア