生物学者のアメリカ暮らし。

人それぞれ。

New York Timesに、面白い記事がありました。"When Mom and Dad Share It All"

記事はむちゃくちゃ長いので、短いビデオバージョンでちょっとは垣間見れます。

結婚するかも定かじゃないのに子育てのことを考えるのも何ですが、子育てを平等にシェアするためにキャリアの追求ではなく、敢えてパートタイム(週4日勤務や32時間勤務)を選択したっていうカップルを見てへぇ〜っと思ったので。

私のアドバイザー(associate professor)は女性です。40代半ばですが、小さい子供が2人います。
アドバイザーの旦那さんも教授で、子供の世話にはnannyとau pair(ベビーシッターをしながらホームステイする交換留学生)がいて、下の子も幼稚園に行く歳になったのですが、どう見ても旦那さんがあまり協力しているように見えません。
私のアドバイザーはどんなに忙しい時でも子供のために5時半に帰ります。週末に仕事に来ることは滅多にありません(ライフサイエンス系の助教授の多くは週末も仕事します)。

他のラボの教授(男)は、奥さんが企業で働いていて早く帰れないため、その教授が子供を迎えに行くため早く帰ります。

どこかで聞いたことがあるのは、男女関係なく、周囲の人は子供を迎えに行くため定時で帰る母親に対し「また早く帰るんだ」という反応をするのに、男性だと「良いお父さんね」と反応するという無意識なジェンダーバイアスがあるということ。

サイエンスの世界にいると、特にアメリカでは、女性のキャリアとファミリーの両立の問題をよく耳にします。私が知る限りでは、仕事か家庭のどちらかが犠牲になっているケースばかりです。
お互いにキャリアがあるカップルが家庭を築くのって、相当なコミットメントですね。
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by hamakkoinmidwest | 2008-06-14 10:34 | サイエンス/キャリア | Comments(4)
Commented by Alice at 2008-06-14 19:49 x
ビデオバージョンでみました。
いつも友達と集まってはどうやったら仕事と家庭を両立できるか
を話し合っています。私は母が、産休すら取らずに仕事と家庭を
両立しきった人なので(ドクターほど忙しい仕事ではないですが)、
自分もなんとかそのように、と思います。

でもayaさんのボスのように、どんなに忙しくても定時に帰るという
のは難しいので、やっぱりパートの時期もありかなぁ。

あとジェンダーバイアスも興味深かったです。
日本男児ももっと家事・育児をやるのが当たり前になるべきです。
(先進国一やってない部類とか。)
Commented by hamakkoinmidwest at 2008-06-14 23:31
Aliceさん、

産休とらないで両立しきったなんて、お母さんはすごいですね!
あの記事の中に、「子育て雑誌には夫の役割の事がほとんど出ていない!」という意見がありました。仕事をしている母親が100%子育てまでしようと思ったら無理ですよね。
日本のほうがかなり遅れているとは思いますが、アメリカでも意外にまだまだなんだなーと思いました。
Commented by Alice at 2008-06-15 01:14 x
間違いました、母は産休を1.5ヶ月取っていました。育休がゼロでした。記事は長くて読んでないんですが、日本ほど男性が家事をやってない先進国はなかなか無いと思うんです。確か、日本人男性は一週間の合計で平均20分しか家事をやってない、という記事を前に見ました。でもやる気があっても、残業も多くて疲れてしまってます。ヨーロッパとかは残業も少なく、アメリカより進んでるイメージです。

英語のコメント、気が向いたらやってみます(笑)。
でも、周りにアメリカ人が多いような場で、日本人の友達だけで雑談しているようなとき、アメリカ人に気を使って英語のみで話すと、やけに珍妙なことになるんですが、そんな経験はありませんか?(その場で聞いているアメリカ人からすると、笑わないように頑張ってるようなことが多いらしい…。)
Commented by hamakkoinmidwest at 2008-06-15 02:51
そうですね、記事にもありましたが協力的な職場じゃないと無理っていうこともありますよね。日本の会社って理解がなさそう...。

私はアメリカに来てから数年間日本語を禁止したので、ここには日本人の知り合いがいないんですよ(日本人が少ないっていうのもありますが)。でもそういう変な雰囲気は分かります。
でも、この間の学会で日本人の研究者とお話した時に、サイエンスの話以外は日本語でできたんですが、サイエンスの話は英語でしかできなくて、申し訳なかったのですが英語と行ったり来たりするハメになりました。傍から聞いたら変だったでしょうね(笑)

私:Ph.D.をとるためアメリカに来て今はアカデミアとスタートアップの境に存在。夫:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。アシスタントプロフェッサー。
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生命科学系PhDをとるため日本の大学卒業後アメリカに来て、当時MD/PhDコース中のPhDの方をやっていた彼と出会いました。彼のレジデンシーの間は国内で遠距離をしていましたが、フェローシップでこの都市に戻ってきたので、何年か一緒に住んでから結婚しました。体外受精の末恵まれた娘と3人暮らし。

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