私:Ph.D.をとるためアメリカに来て、今はポスドク中。 彼:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。週一でクリニックをしながらポスドク中。


by hamakkoinmidwest

カテゴリ:サイエンス/キャリア( 37 )

ちょっと修羅場

実は今月末に論文ほぼ完成予定x2、グラント締め切り、引っ越しとありいっぱいいっぱいなので、色々書きたい事はあるのですが投稿が大幅に遅れると思います。

アウトランダーのシーズン②のキャストが気になっている方はここでどうぞ!と他人のブログに丸投げ。
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by hamakkoinmidwest | 2015-06-18 10:56 | サイエンス/キャリア
大体毎日サイエンスとネイチャーのヘッドラインはチェックしている私ですが、気になるニュース記事があったのでつい読んでしまいました。
卵子を凍結保存するには何歳がいいか、という記事です。

すっかり忘れていたのですが、ちょっと前にFacebookとアップル社が女性社員へ卵子凍結補助金を$20,000出す、というのがニュースになった時があって、それを受けての(?)シミュレーション、コスト計算した論文らしいです。

凍結してから卵子を使うまでの期間が3, 5, 7 年のうち、7年が一番効果的(って当たり前なんじゃ?しかもシミュレーションだけらしくて実際のデータはないとか。。なんじゃそら)
32歳以下では自然妊娠率が高いので、若いうちに凍結しておいてもメリットは10%以下の増加。
(例えば25歳の時に凍結しておいて32歳で使う、とか)
一番効果があったのが37歳の時に凍結→44歳で、妊娠出産する確立が21.9% から 51.6%へ(1年で、の確率ですかねこれ?)
元論文を読んでみると、結婚してから妊娠出産するというモデルと、結婚には関係なく妊娠出産する(ドナー精子とか)というモデルが別々にシュミレーションされていて、結婚してからのグループには対して差がないように見えました(結婚できる確率が入ってくるからだそうです。。シビアな。)

妊娠する確立は卵子の歳に影響されるため、70%の確立で妊娠するには34歳までに卵子を凍結する必要がある。
共著者:「我々が思うに、卵子を凍結するスイートスポットは31~33歳です。」
だそうです。
会社が払ってくれるならやっても良いかな、くらいですかね?

軽い気持ちで望むと採卵結構キツいと思うけどな。。
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by hamakkoinmidwest | 2015-05-14 11:13 | サイエンス/キャリア
STAP細胞の論文騒動でちらっと見かけたのが、Vacanti(バカンティと書くのもヴァカンティと書くのも変換がめんどいのですみません)教授がMDしか持ってなくてPhDは持ってない、という話。

突っ込みどころは実はそこではありません。

日本の事はよく知らないのですが、アメリカではMD(医学博士)だけでも研究室のボスになれます。しかし、そこに至るまでが重要。
メディカルスクールを卒業してレジデンシー(科によって異なり、3~7年)が終わると、臨床だけしたい人はすぐ患者を診る事ができるのですが、さらに特別な科に行きたいとかになると(例えば、小児科→小児科の循環器科専門)、フェローシップ(2-5年;これを複数やる人もいます)をすることが必要です。
メディカルスクールの中でも2年間プラスで修士がもらえるとかいうプログラムもありますが、普通MDだけだと、そのフェローシップの時に初めて研究ができるのです。その研究も、フェローシップのリサーチメンターのラボによって質が全く違ってきます。要するに、MDフェローは研究する側からみると大学院入りたての院生のようなものなので(いや、やたらプライドとエゴがあるので院生以下)ピペットの使い方を知らない人とか普通にいるわけです。
とはいえ、そのフェローシップ中にすごいスピードで学んでしっかり研究しておけば、PhDやMD/PhDのPI達と対等なラボを確立することができます。

さて。STAP細胞に戻りますが、Vacanti教授はどこで研究を学んだんだろう?と思って掘り出してみたのがこの

2012年のインタビュー。

1978年にレジデンシーを終えたVacanti氏は、5年もプライベートプラクティス(個人病院みたいなもの、大学病院ではない)にいましたが、患者を診るだけではつまらなくなって、もう少し教育に関わってみたい、と思いメディカルスクールに戻って教える事を決意、メディカルスクールで教えているうちに研究にも興味が出てきた、ということです。
研究の恩師は?と聞かれると、Henry Mankin(MD)がちょっとだけ、主に兄であるJoseph Vacanti(小児外科のチーフ、今は幹細胞研究機関のセンター長でもあるみたいです)とBob Langer (MITの化学工学の教授)だそうです。

2003年に出たVacanti兄弟について書かれたNYTの記事によると、Bob LangerはJosephのメンターで、MartinはCharlesとJosephのラボで働く病理学者だということ。要するに家族ぐるみで実験してますね。なのでフォーマルなトレーニングはしなかったということだと思います。組織工学では大変著名な兄弟らしいので、組織工学でとどまっていたらよかったのですが、分野外の細胞とか分子生物学はちゃんとしたトレーニングを受けていないので、突っ込まれるとボロがでてしまうことになっちゃったのかな〜?と思ってます。

また、このインタビューで興味深いのがこのコメント
"One of these scientists, Piero Anversa, is probably one of the most well respected stem cell scientists focusing on cardiac stem cells."
Piero Anversa(ちなみにMD)の幹細胞に関する論文は、実験の再現性がないとして他の学者から批判されています↓

http://www.genomenewsnetwork.org/articles/2004/03/22/heart.php

http://blogs.nature.com/boston/2011/05/12/pop-lung-stem-cells-into

面白い事に、批判をしたAmy Wagers(ちなみにPhD)という当時Irving Weissmanのポスドクだった研究者も現在ハーバードでラボを持っているそうです。このPI、自分のポスドクが不正行為をしたと疑い、即ネイチャーに発表した論文とBloodの論文を取り下げました。このポスドクがしたことは調査機関の調べで不正行為、剽窃をしたことがあとで確かめられました。
PIたるもの、これくらいのインテグリティーを持ってほしいです。
個人的に同じハーバードに属するDr. Wagersが今回の件についてどう思っているのか非常に気になります。。。

結論がMDvsPhDみたいになっちゃいましたがそういう意図ではなくて、ちゃんと基礎研究ができるMDもたくさんいるんですよ〜。(前記のIrving Weissman教授もMDですが、メディカルスクール中に癌の研究をしていて、2年間のポスドクもしたとここに書いてあります)。
でも、たいてい内科じゃないと、いい研究向けフェローシップはないみたいですけどね。(こういうこと言うと外科に怒られそうだけど本当です。。。工学だと話は違ってきますが!)
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by hamakkoinmidwest | 2014-03-21 09:23 | サイエンス/キャリア

STAP細胞騒動について

忙しくて全くアップする暇がありませんでした。。汗
そんなに書かないならブログ閉めればいいんでしょうがたまーに書きたい事があったりするのでね。。。

はい。まだ生きています。相変わらずポスドクしてます。しかしポスドク期間が5年までなので以前のポスドクラボで3年も無駄にしたせいで正規にポスドクでいられなくなってしまい、タイトル変更らしいです(といっても実質まだポスドクです)。

さて、STAP細胞のNature論文が出た時もマスコミの報道の仕方にムカついて何か書こうかと思ったのですが、ありゃ、ボロが出始めた、と思ったらもう雪だるま式にすごいことになってますね。

まず、私が許せないのがD論のコピペ問題。
コピペが悪いと知らなかったとかでは済まされません。

コピペ=重罪!


そんなこと基本中の基本でしょ?ていうか日本の大学院ってそんなにダメだったっけ??
そういうアホなことする博士号持ちが希なケースであることを願います。

幹細胞は専門じゃないので実験の詳細に関してはコメント出来かねるのですが、写真の差し替えみたいな怪しーことが見つかったらもうその論文終わりでしょう。。
どうやら、O氏が大学院時代にハーバード留学した時のラボのVacanti教授、組織工学ではすごく有名なVacanti兄弟(なんか、4兄弟全員医者みたい。。)の一人だそうで、でも以前幹細胞に関する論文出したら画期的すぎて(?)その分野の専門家からシカトされたので、今回はちゃんとした専門家を研究チームに取り入れて論文を出したかったらしいんですね。
ボストングローブ紙の記事(英語です)

でも、有名な学者で同意してくれる人がなかなか見つからず、学会でO氏とそのアドバイザーのY教授と話した時、Y教授が同意したので、「良い実験技術を持っていながら、考え方が柔軟な人=学生=実際に実験する人」にO氏を抜擢したそうです。

それって、、、。

まぁでもね、これで実験成功した、バンザーイ、めでたしめでたし ならいいんですけど、やっぱり追実験成功した人、世界にまだいないんですよね。こればっかりは、本当だとしても、追実験成功にもっともっと時間がかかるかもしれないので断言はできませんが。

Vacanti教授は未だに「マイナーな間違いがあっただけで、論文そのものの本質を揺るがすものではない」みたいなことを言ってるそうですが、ハーバード/BWHがシーンとしているのでもうちょっと調査とかしようよ、と個人的に思います。。
普通大学院って(特に有名大学)、教授のミスコンダクトが本当にあったりすると、大学の名前が汚れるのでこっそり解雇したりするらしいんですが、ここまですごい騒ぎになってしまったからどうなんでしょうねぇ〜。

しっかし残念な話です。
画像いじったり、コピペしたりするの、研究者として疑われて当たり前なんだから何でやったんだろう。。と全く理解できません。
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by hamakkoinmidwest | 2014-03-17 05:16 | サイエンス/キャリア

サイエンスと仕事の量

少し前に出たNatureの記事で、批判コメントが多数集まったものがあります。
それがこれ

ジョンズホプキンス大学で患者の手術をし、患者から採ったサンプルを使って実験しているという医師&研究者のDr.Qの日常をドキュメントしたものです。
問題なのは、こんなすごい人もいるんだよ、という例を書いたつもりらしいのですが、こういうwork ethicで寝る間も食べる間も惜しんで仕事、という生活スタイルは現実的に家族を持っている/持ちたい若い科学者には無理なこと。
家族や個人的生活スタイルを尊重しないボスだから、ポスドクや院生も金曜の夜10時過ぎまで続くラボミーティングに出席しないといけないし、クリスマスもお正月も働くのが当たり前、みたいなラボ環境なのだそうで。

日本のラボの環境からしたら大して変わらないかも、と思ってしまいましたが(私は日本の院に行かなかったので定かではありませんが、大学4年生の卒業研究では10時まで実験とかも普通でした)、長時間職場にいることは必ずしもプロダクティビティーに繋がらないのは確かです。
私は日本でも女性ボス(高齢)、大学院でも女性ボス(40代、小さい子2人)だったのですが、日本ボスの方は娘が一人いて(その人も女性研究者で結構有名な人ですが(笑)おばあさまが育てたようなものだったそうです。
院のボスは基本的に8時半〜5時半で、たまに週末に来たり、クリスマスに仕事に来たりしてました(ユダヤ人なのでユダヤ教の休日は来ませんが)。
ラボ/ボスによって相当違いますが、私がアメリカの研究環境で好きなのは、結果が出せさえすればいつ働こうがどれくらい長く働こうが関係がないところです。
院生時代はとにかく実験も何も効率が悪かったので、がむしゃらに長時間働いていましたが、ポスドクになってからラボが嫌いな為かなりサボり気味です(汗。
次のラボに移ったらもうちょっと働かないと、です!

Dr.Qの奥さんが何をしてるのか分かりませんが、子供が3人いるところからして、もし仕事があったとしても短時間ですむか、家からできる仕事ではないでしょうか。それに、チャイルドケアを雇うだけのお金があったとしても、父親がこれほど子供と会わないで、母親までいなかったら子供がかわいそうですよね。で、専業主婦だったと仮定して、子育ても家事も全部奥さんがやってると仮定して、仕事ばかりで帰って来ない旦那、ってなんだか日本に見られる光景...。今はあまりそういうのないんでしょうか?
アメリカ人またはアメリカナイズされた妻だったらこういう状況は許容できないのでほとんどあり得ないと思います。

私の彼も本当は外科が一番楽しかったらしいのですが、研究第一にしたいので内科にしたのでした(あと朝が弱い(笑)。
さすがに外科で研究もしようとするとむちゃくちゃな忙しさになるでしょうね。
彼の今のボスはかなり有名人で忙しい人ですが、自分がオフィスにいる時間帯(9時から6時ぐらい)にラボのメンバーがラボにいるかどうかチェックするんです(- -; 感じ悪い...。
最近そのボスに突然解雇宣言された男性ポスドクは、子供と一緒にいる時間を増やすため早めに仕事に来て、テキパキ終わらせて5時とか5時半に帰宅するのですが、それも一因なのかも、と私の彼は相当ショックを受けてました。嫌いな人も結構いるラボで特に仲良くしていた人だったし。
午後にコーヒータイムとかしてくつろいでる独身ポスドク達と比べてプロダクティビティーもそんなに変わらないと思うのに。
私の彼はというと、9時頃仕事をはじめて8時頃帰ってきます。9時近い日も結構あるかな...。たまに朝3時とかいう酷い日もありますが、毎日そんなんだったら絶対続きません。
他のメンバーが話しかけてきたりして日中あまり集中できないので皆が帰ってからの方が全然片付くのだそう。

私と彼が本職をゲットできたとして、子供ができたら時間のやりくりがホントに大変になりそうです。
私の身の回りでは夫婦供にキャリアがある人ばかりなので、子供のいる友達夫婦とか見ていてもよくこなしてるな〜と思います。
私の次のラボのボスは、私の彼より若い、2歳児の父。医者ではないので臨床の義務はないですが、成功している若いボスの手本として色々学べることがありそうです。

まとまりなくだらだら書いてしまいましたがちゃんと編集する時間がありません!失礼しまーす
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by hamakkoinmidwest | 2011-09-23 07:52 | サイエンス/キャリア

ラボ閉鎖騒動

今の仕事についてよく愚痴る私ですが、ある日、ボスがラボにやってきて、データのアップデートなどしていました(あまりに人数が少ない為、ラボミーティングのようなものはなく個人的にボスと話すだけです)。

しばらくして、突然ボスが自国に帰るかもしれないと言い出したのです。

「まだ決まったことじゃないけど、あと半年でこのラボを閉めるかもしれないから一応早めに知らせておこうと思って。」

と。

あと半年〜!?

このラボ自体は嫌いだしプロジェクトもうまく行ってないので、自分がラボを去ることはかえって嬉しいのですが、問題はビザ。
私の就労ビザ、H1bだと失業したら即国外退去です。

即彼にメールしたら、今すぐに簡易的に結婚してグリーンカード申請したら間に合う?
と聞かれて、半年だとどうなのかなーとちょっと焦りました。
結婚すれば国には残れても働けなくなる期間が出てくる可能性が。
お皿を洗っていた彼が何かに気づいたようで突然ショックな顔をしていたので、どうしたの?と言うと、


「健康保険!ayaが働けなくても二人養っていくくらいの給料は貰ってるから大丈夫だけど、健康保険の加入って年に一回だったっけ!?保険に入れないとベイビーができない!」

....ちょ、ベイビーとか言ってる場合でもないと思うけど(笑

しかし、職場で彼が下調べした結果、結婚後1ヶ月で彼の健康保険に入れてもらえるらしいとのことでほっとしてました(笑

ふと春のワークショップで発表した時に会った真新しいラボのボスのことを思い出し、ポスドクを雇う予定があるかどうか聞いたところ、即座にメールが返って来て、「___の分野に興味があって___と___の経験のあるポスドクを探してたんだ!」ってそれ私じゃん!みたいなドンピシャな答えが。

うれしー♪

で、すぐさま面接。若い院生が4人いる若々しいラボですが(ボス自体が私よりかろうじて年上、ってくらい)ラボの雰囲気もいいし、メンバーとも気が合いそうなかんじで、何せ2011年のテクノロジーがそこら中にゴロゴロしているという、今のアンティーク博物館のようなラボと比べたら天と地の差!
(例:「このハイテク顕微鏡、某大手製薬会社が研究所を閉める時にくれたんけど誰もまだ使ってないんだよねー」ー>私にとってヨダレもの)

正直今すぐにでも移りたいところですが、今あるデータ+ちょっとで論文一本くらいは出せそうなので論文終わり次第ラボ替えします。

ビザは、仕事内容が同じだったら大学内なら違う学科に移ってもH1bがそのまま使えるとのことなので、一件落着!

嫌なテクともおさらばできる〜♪ 
やっと仕事にやる気が出ました(笑
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by hamakkoinmidwest | 2011-08-09 22:53 | サイエンス/キャリア

ポスドクサラリー

友人L一家のバケーションに、Lの親しい男友達二人(友人Kと、私の彼)プラス私が呼ばれてプチバケーションに行ってきました。

諸事情により彼と別々のフライトだったので、行きの便に隣に座った男性と喋ったのですが、


男性: 「大学生?」

私: 「いえ、大学院修了してます。」(せっかくちゃんとメイクしてちゃんとした格好してたのに!効果無し!)

男性: 「何の学位?」

私: 「ライフサイエンス系のPh.D.です」

男性: 「それってどれくらいの期間かかるの?」

私: 「私は5年半かかったけど人によってまちまちです。」

男性: 「ワイフは大学卒業するのに10年くらいかかったよ!途中子育てしたしねー」「Ph.D.って高収入なんでしょ?」

私: 「え...全然。院生の給料より少しマシくらい。」(喧嘩売ってんの!)

男性「俺は60kくらいでワイフは70kくらいだよ」(←聞いてないってのに。)

(ココロのサケビ:あんたの給料より全然低いさ!悪かったね!)

私「一応ポスドトクトラルトレーニングって言って、トレーニング期間だから低所得!苦笑!」

....悪気はなかったのでしょうが凹みます。

私の彼はメディカルインストラクターに昇格したので給料が私の2倍くらいになりましたが、ポスドクでもある身なので、メディカル側の同業者に比べたらかなり悲しいサラリーです。

さて、友人Lは私の彼のMD/PhDプログラムの先輩。当時彼のお向かいに住んでいたこともあり、家族ぐるみで仲がいいのですが、2年ほど前に違う州に引っ越してしまい、今回Lが学会でリゾート地に行くことになったのと、Lの誕生日が近かったので兼ねてパーティー!ということになりました。

L一家は
L(MD/Ph.D):neurointerventional radiologist
Lの妻(MD):pediatric critical care/cardiologist
Lの妻の妹(MBA*):ビジネスコンサルタント
Lの姉**(MD/Ph.D):某大手バイオテク企業の臨床実験ディレクター
Lの姉のパートナー(MD/Ph.D):上記と同じような仕事

   *しかもハーバード
   **以前彼を引き抜こうとした人です。


...とかいう、恐ろしくsuccessfulな人たちの集まりです。

数日間彼らと過ごして、私たちは彼らみたいに稼ぐことは一生ないけれど、今よりいいところに住みたいとか、それなりに収入のある仕事がしたいとか思ってしまいました。彼と二人で、次に引っ越すところは...とブレインストーミングしてます。

本職欲しい〜〜!
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by hamakkoinmidwest | 2011-07-29 04:59 | サイエンス/キャリア

アメリカンスタイル

Thanksgivingの時の会話でへぇ〜と思ったことがあります。

ゲストの中にヨーロッパ人ポスドクと最近ヨーロッパの共同研究者のラボにいたアメリカ人の友達がいたので、アメリカ人の自分の売り方についての話が出ました。

自分の研究のプレゼンテーションをする時など、興奮気味に自信満々でプレゼンをするのがよいとされているアメリカと違い、ヨーロッパではかなりトーンダウンしないといけないそうです。
そのヨーロッパ人ポスドクはUKにいた時、アメリカ人ポスドクがプレゼンをすると、終わった後皆頭を振りながら(やれやれこれだからアメリカ人は、ってかんじで)部屋を出て行くとか!
それから、そのアメリカ人の友達は共同研究者に推薦状を頼んだら、自分の推薦状はアメリカではネガティブになってしまうから書けないと言われたそうです。推薦状のトーンも、アメリカだと「良い」推薦状は恥ずかしくなるほどのベタほめなのですが、ヨーロッパではそんなベタほめ推薦状を書く人は全くいないそう。

私も謙虚な日本人のつもりですが、プレゼンのスタイルなどは多分かなりアメリカンなので、インターナショナルなシチュエーションでは注意しないといけないかも。と思いました。
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by hamakkoinmidwest | 2010-12-07 01:37 | サイエンス/キャリア

冴えない日々

かなり放置してしまいましたが、私の人生変わりありません(汗

仕事、はっきり言ってうまく行ってません。

今の研究プロジェクトを自分が面白いと思えるところに持っていけないので日々もがいています。
やっぱり面白くないと研究できないです。

それから、ラボは相変わらず少人数で、私にとって必要な技術にインプットがないことも物事が遅〜く進んでいる原因です。前のラボ&学科には誰かしら気軽に質問できたり、アイディアを交換できる人がいたのですが、今のラボ&学科ではとにかく隔離されていて誰にも聞けないのです(というか、私が必要な技術を使っている人がいるかどうかも微妙)。
論文を1本でもいいから出してから他の職に移ると決めたものの、次に就職できるかどうかもわからないし。

あぁ、なんだか深みにはまって出られない気分。

愚痴ってすみません。

私のポスドク生活って、特別冴えないです(;_;
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by hamakkoinmidwest | 2010-07-26 23:46 | サイエンス/キャリア

仕事とお金

お金の話ばっかりで貧乏っちいブログになってきましたが、しばし辛抱ください。

仕事から帰ってきて、「同僚にムカついてちょっときついこと言っちゃった」
という彼。

その同僚は普段は仲のいい同僚で、とてもいい人なのですが、今フェローシップが終わりに近づき職探しをしているとのこと。

その彼女、「週2日働いて、最低年収7万ドルは貰えて当然」だけど、この都市ではそういう職がなかなか見つからなくて、夫の為にはここに残らなくてはならないので、ぶつぶつ文句を言っていたんだそうな。

その「楽して稼げて当然」みたいな態度に彼はカチーンと来たと(特に今貧乏だし)。

比較をしますと、駆け出しの研究者(例:アシスタントプロフェッサー)は職が見つからないのを始めとして、ラッキーにも職がもらえた場合週末も含めてもちろん一日中働いて、7万ドルもらえれば御の字。
医者だから稼げて当然という気はわからないでもないですが、そういう態度な医者が多いのもアメリカのヘルスケアの問題の一つでしょう。

彼のようにMDとPhDを両方持っていると、研究中心の仕事を目指すのってホントにやりたいこととお金の二者選択でやりたいことをとることになります。
彼の仲のいい友達もアカデミックに進むつもりだったけども、長いフェローシップのあとで子供も二人できたし、研究はせずに給料の良い職を選びました。やっぱり家庭が優先になる人が多いです。

やりたいことできればそれでいいって言いたいところですが、実際身近に高給取りが多いとちょっと寂しいですねぇ。

次はもうちょっとアップビートなことが書けるようにがんばります(^ ^;
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by hamakkoinmidwest | 2010-02-04 03:30 | サイエンス/キャリア