私:Ph.D.をとるためアメリカに来て、今はポスドク中。 彼:元コミットメントフォービックなアメリカ人医師兼研究者。週一でクリニックをしながらポスドク中。


by hamakkoinmidwest

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今年のバレンタインデーは、日曜日は彼が一日仕事をしていたので毎年のように一緒に料理ができず、私がレストランっぽい料理を作って(←単に複雑な料理を作る口実が欲しいだけ)、友達がイタリアで買ってきてくれた高そうなワインを二人で飲んで終わりでした。

当日月曜日も、彼が9時半過ぎても帰って来なかったので一人で食べ始めていると、帰ってきて予想外にカードをくれました。
(予想外というのは、彼は基本的にカードはよっぽどのことでもないと書かない人なので。)

何が書いてあったかというと、


「本当に長い間、辛抱強く(色々な意味で)待っていてくれてありがとう。あと少しの間だけ待ってくれないかな。その期間が、待つ価値のあるものにするから。」



おぉ、私がしびれを切らしているのがやっと分かったか!


それで、「今回カードだけで簡単にしたのは意図的だからね」と意味深なことも言ってました。

ありがとうハニー、と言っておきましたが、少しの間...ってどれくらいなんだろう。むー。

しょうがないのでまた忍耐強く待つことにします。(-_-)
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by hamakkoinmidwest | 2011-02-16 07:09 | 結婚未満
えー、ブログの本題に戻ります。

先日、高校時代からの親友が入籍するとのうれしいニュースが♪
高校、大学でもあまり男付き合いはなくて、私の彼と一緒に帰った時と、冬に帰った時とも親友の彼氏に会って、いい人だし幸せそうで良かったなぁと思っていたのです。
親友が幸せになるのはもちろん大変うれしいのですが。

付き合って1年で入籍する親友と、付き合ってもう6年になろうかというのに未だに婚約すらしてない私。

母も親友のことを良く知ってるので、母に言ったら喜びつつ悲しみそう。

と、昨日はうれしいと同時に彼にムカついていました。

彼にぎゃーぎゃー言ったら

「分かった。分かったから!」

って言ってましたけどね。分かってねぇよ。と言い返したかったです。

彼は何をするにも先にプランをたてようとすると嫌がる人で、これで過去に何回か大げんかしてるのですが、

私がビザギリギリで間に合わなくなったくらいに慌てて結婚しようとする可能性あるんじゃない。

という考えが頭に浮かんでさらに腹が立ってきました。

今の状況は結婚してるのとほぼ変わらないのに、なんで踏み切れないのかがよくわかりません。
だって、最近家の貯金の話とか退職の為の貯金の話をよくしてるのですよ。

今幸せに生活しているんだからこんなこと言うのは贅沢なのは分かってるのですが、最近かなりこの件でイライラすることが多いです。(- -;

どこでも愚痴れないのでここで愚痴らせていただきました。
失礼しましたー。
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by hamakkoinmidwest | 2011-02-12 04:01 | 結婚未満

エミリー

私は仕事中や通勤時によくポッドキャストを聞きます。
気に入っているポッドキャストの中で、この間実験しながら聞いていたのがRadiolabの Lost and Found というエピソード。
そのエピソードの最後のストーリーに感動してしまい、実験しながら涙目になってしまいました。

オーディオはここで聴けます。

エミリーのホームページには、事故に遭う前のエミリーとアランの写真、事故直後のエミリーの写真なども載っていて、事故からどのように現在に至るかが記されています。

ストーリーをオーディオで聴きたい方はここからは読まないでください。ここに簡単に訳します。


**********


アランはアーティストを目指してアートスクールに通う21歳。同い年のエミリーもアランと同じアートスクールに行っていたが、しばらく休学してあるアーティストの元で働いていた。二人はブルックリンのアパートに一緒に住んでいた。

ある朝、エミリーは自転車で仕事に出る。アランも通常通り、学校に出かけた。

アランはエミリーの自転車のヘルメットを被せ、愛してるよと言い、エミリーが自転車で出て行くのを少し見守った。

6時間後、彫刻のクラスにいたアランに電話がかかってきた。

警察からだった。

エミリーが事故に遭ったという。大きな事故に。

アランが病院に駆けつけると、18車輪大型トラックにひかれたエミリーが横たわっていた。

エミリーの母、スーザンも、アランからの電話で事故のことを知り、夫と二人で病院まで飛んだ。

エミリーは全身血まみれ、何カ所も骨折しており、体重が2倍になるくらいに腫れ上がっていた。腫れがひどすぎて呼吸が困難だったため、エミリーは切開されて腸を体内から取り出してあった。

最初の2日間は何も起こらなかった。

2日目、ナースはスーザンに、エミリーはもう助からないだろうと言い、臓器提供したいかどうか聞いてきた。スーザンは臓器提供すると答えた。
スーザンはエミリーの耳元で、昔一緒に読んだ本から

“There is a land of the living and a land of the dead and the bridge is love, and the love is the only thing that survives.”

という所を思い出し、「愛してるからね、一生愛し続けるから。それはずっと変わらないから。」

と言うと、エミリーが左手を上げた。


皆パニックになって、ナースを呼び、医師を呼び....しかし、医療チームは「単なる反射的な動きかもしれない。本当に生きているかどうかは分からない」と言う。そして、しばらくエミリーが生きているのかどうか、判断することになった。

エミリーには元々聴覚障害があった。眼科医が診たところによると、多分見えてもいない。
補聴器を入れようとすると、エミリーは拒否反応を示す。

ICUで数週間過ごしたエミリーの状態は安定していた。死んではいないが、このまま回復の見込みのない状態だと施設に入れられてしまう。リハビリが出来る可能性はあるのか?

リハビリができるためには、患者が指示に応えられなければならない。エミリーは見えないし、聞こえないので指示に応えられない。

スーザンと夫は、アランに内緒で地元の障害者施設を探し始めた。
エミリーをアランから遠くへやってしまった方が、アランの為にもいいと思ったのだ。

そんな時、エミリーがしゃべり始めた。
「やめて」とか「触らないで」とか、「ダッシュウッドさん」とか。あまり意味が通じないことを言う。

アランはどうにかしてエミリーと意思の疎通ができるようにならないかと必死に考えた。

そして、ヘレンケラーのことを思い出した。

アランはエミリーの手を取り、 I L O V E Y O U と綴った。

エミリーは 「愛してるって?ありがとう」 と答えた。通じたのである。

医療チームにこれを照明するため、アランは質問とエミリーの答えを録音し始めた。

「名前は?」  −− 「エミリー」

「今年は何年?」 −− 「2010年」

しかし、エミリーはアランのことがまだ分からなかった。

エミリーは「暗いの。壁から引っぱり出して。ここから出して。」 と言う。

絶望感から、アランもスーザンも泣き出した。

スーザンは、アランに補聴器のことを聞いてみたら、と言った。
エミリーは補聴器を入れてもいい、と同意した。

「エミリー、アランだよ、分かる?」

アランの声で、エミリーの混乱した記憶が元に戻った。

---

エミリーは今、ニューヨークでも有名なリハビリ施設にいる。

「今日、初めて100フィート歩けたの」



私は、少ないながら、エミリーのホームページで寄付をしました。
この話のお礼として。
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by hamakkoinmidwest | 2011-02-02 10:54